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なぜVaikobiは「気温別」ではなく「コンディション別」でギアを考えるのか

Vaikobi PFD(ライフジャケット)を着用してパドリングする様子

この記事の結論

SUP・カヤックの服装は、気温だけでなく水温・風・運動強度・濡れる可能性を合わせて選びます。目安は、WARM(25℃以上)は熱を逃がすウェア、MID(18〜25℃)は温度を調整できるレイヤー、COLD(10〜18℃)は動きを止めずに保温できるウェアです。気温はあくまでスタート地点で、最後はその日のコンディションで決めます。

日本ではまだ、

「今日は寒いから厚めでいこう」

というウェア選びが多い気がします。

もちろん、気温は大切です。

でもSUP、カヤック、サーフスキー、セーリングでは、

気温だけを見てウェアを決めると、実際の水上では合わないことがあります。

スタート前は寒い。
動き始めると身体は熱くなる。
風を受けると冷える。
水しぶきを浴びる。
止まると、また一気に寒くなる。

水上では、身体が感じる環境が常に変化しています。

だからVaikobiでは、単純な「夏用」「冬用」ではなく、その日のコンディションに合わせてギアを選ぶという考え方を大切にしています。

気温は「答え」ではなく、スタート地点

同じ20℃でも、

無風で晴れた日のSUPと、
強い風を受けるセーリングでは、

身体が感じる寒さはまったく違います。

また同じ15℃でも、

高強度で漕ぎ続けるレースと、
ゆっくり進むツーリングでは、

身体が生み出す熱量も変わります。

だから見るべきなのは、気温だけではありません。

気温、水温、風、日射、運動強度、濡れる可能性、水上にいる時間。

Vaikobi Japanでは、こうした要素を考えながら、ギア選びの目安として

WARM / MID / COLD

の3つのコンディションに分けています。

WARM CONDITION|25℃以上

熱を逃がす

暖かい環境で注意したいのは、寒さよりも熱のこもりです。

高強度で身体を動かすと、身体の中では多くの熱がつくられます。

そこで厚すぎるウェアを着ていると、

熱が逃げにくい。
発汗量が増える。
身体が重く感じる。
集中しにくくなる。

ということにつながります。

このゾーンで重要なのは、

薄いかどうかではなく、熱を逃がせるかどうか。

通気性。
速乾性。
UVプロテクション。
濡れても重くなりにくいこと。

こうした性能が重要です。

推奨ベースアイテム

UV ロングスリーブラッシュガード

暑い日でも、長袖という選択は有効です。

強い日差しから肌を守りながら、速乾性の高い素材で水上での快適性を保ちます。

組み合わせるなら、

LW パドルキャップ

などもおすすめです。

ウォームコンディション【気温目安:25°以上】商品を見る

MID CONDITION|18〜25℃

変化に対応する

実は、一番ウェア選びが難しいのがこのゾーンです。

スタート前は肌寒い。
動き出すと暑い。
止まるとまた冷える。

つまり、

「暖かさ」と「熱を逃がすこと」の両方が必要

になります。

ここでは、厚いウェアを着るよりも、

調整できること

が重要です。

防風性。
軽い保温性。
蒸れにくさ。
そして、簡単に換気できること。

推奨ベースアイテム

V-DRY スモック

風で身体の熱が奪われるのを抑えながら、ジップの開閉で温度調整がしやすいレイヤーです。

レース前後や、運動強度が変化するトレーニングでも使いやすいアイテムです。

組み合わせるなら、

Vcold ベーストップ

軽量で暖かく、動きやすいサーマルベースレイヤー。

保温しながら熱やムレを逃がしやすく、寒い日のSUP・カヤック・セーリングなどのベースウェアとして使いやすい一枚です。

ミドルコンディション【気温目安: 18〜25℃】商品を見る

COLD CONDITION|10〜18℃

熱を守りながら動く

ここからは、本格的に冷えへの対策が必要になります。

ただし、

「寒い=厚くする」

だけでは十分ではありません。

厚くしすぎると、

肩が動かしにくくなる。
体幹の回旋が小さくなる。
熱がこもる。
発汗量が増える。

結果として、パフォーマンスを落とすことがあります。

重要なのは、

保温しながら、動きを止めないこと。

推奨ベースアイテム

VCOLD ハイドロフレックストップ

寒さに対して、単に厚さを増やすのではなく、動きやすさを残しながら保温する。

特に肩や体幹を大きく使うパドルスポーツでは、このバランスが重要です。

組み合わせるなら、

フレックスフォース2mm ロングジョン

などがおすすめです。

コールドコンディション【気温目安:10〜18°以下】

本当に見るべきなのは「体感」と「客観」

気温カテゴリーは、あくまでスタート地点です。

本当に重要なのは、

自分がどう感じているか

という体感と、

気温、水温、風、日射、運動強度

といった客観的な条件を組み合わせて考えることです。

例えば、

気温18℃。
水温15℃。
風が強い。
長時間のセーリング。

なら、よりCOLD寄りの装備が必要になるかもしれません。

逆に、

気温15℃。
無風。
高強度のSUPレース。

なら、厚くしすぎるとオーバーヒートする可能性があります。

つまり、

カテゴリーに自分を合わせるのではなく、コンディションに合わせてギアを選ぶ。

これが大切です。

コンディション別おすすめセット

25℃以上
UV ロングスリーブラッシュガード + LW パドルキャップ

18〜25℃
VDRY スモック + ベーストップ

10〜18℃
VCOLD ハイドロフレックストップ + フレックスフォース2mm ロングジョン

寒さに備えるのではなく、パフォーマンスに備える

Vaikobiがコンディション別にギアを考える理由は、単に「暖かい服」「涼しい服」を選びやすくするためではありません。

身体がつくる熱。

水や風によって奪われる熱。

濡れ。

日射。

運動強度。

その変化に合わせて、身体が動き続けられる状態をつくる。

それが目的です。

寒さに備えるのではなく、パフォーマンスに備える。

そして、

“着やすい”ではなく、“動きを止めない”。

それがVaikobiのギア選びの考え方です。

よくある質問

Q. 25℃以上のSUPはどんな服装がいいですか?

A. 通気性・速乾性・UVプロテクションを重視します。暑い日でも、日差しから肌を守る長袖のUVラッシュガードがおすすめです。

Q. 18〜25℃の服装で気をつけることは?

A. スタート前は肌寒く、漕ぐと暑く、止まると冷えるため、防風性があり、ジップなどで簡単に換気・温度調整できるレイヤーが向いています。

Q. 10〜18℃では厚着をすればいいですか?

A. 厚くしすぎると肩や体幹の動きが小さくなり、汗で冷えることもあります。保温しながら動きを止めないウェアを選びます。

Q. 同じ気温でも装備を変えるべきですか?

A. はい。気温18℃でも水温が低く風が強いセーリングならCOLD寄りに、気温15℃でも無風で高強度のSUPレースなら薄めにするなど、コンディションで調整します。

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商品・ガイド

監修・編集:Vaikobi Japan(バイコビジャパン株式会社)

オーストラリア発のウォータースポーツブランド Vaikobi の日本総代理店。SUP・カヤック・サーフスキー・セーリング・フォイル向けのPFD(ライフジャケット)、パフォーマンスウェア、プロテクションギアを取り扱っています。製品情報は Vaikobi 本社の資料をもとに掲載しています。